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「1968年とニッポン 大島渚監督特集」

シネマハウス大塚特選企画 vol.01
「1968年とニッポン 大島渚監督特集」

[開催日]

2018年4月7日(土)、8日(日)、13日(金)、14日(土)、15日(日)
50年前の1968年、世界は歴史的な変換点を迎えていました。 世界中の多くの人が既存の価値観にノンを発し、新しい文化を創り出して行きました。 この日本でその最前線に立ち、映画の無限の可能性と新たな方向性を求め闘っていたのが映画監督大島渚です。 「シネマハウス大塚」のスタートに、あの時代を苛烈に戦い疾走した大島渚を蘇らせます。 1968年、1970年、1972年。大島渚はニッポンを真正面から捉えました。 あの熱い時代、映画は時代の何を描いたのか? 今、時代と拮抗する映画はどこにあるのか? あの時代を生きた人も、あの時代を知らずに生まれた世代も、大島渚が投げかける問いに向き合うことになるでしょう。 私たちは何処まで来たのか? 半世紀後の心震わす感動体験です。  

[上映作品]

『絞死刑』 1968年/日本/117分/創造社/ATG提携作品 監督:大島渚 製作:中島正幸、山口卓治、大島渚 脚本:田村孟、佐々木守、深尾道典、大島渚 撮影:吉岡康弘 音楽:林光 美術:戸田重昌 出演:佐藤慶、渡辺文雄、石堂淑朗、足立正生、戸浦六宏、小松方正、松田政男、小山明子、尹隆道 死刑制度、民族問題、戦争責任などの矛盾を大胆な発想と黒いユーモアで摘出した大島渚の代表作。 『東京战争戦後秘』 1970年/日本/94分/創造社/ATG提携作品 監督:大島渚 脚本:原正孝、佐々木守 撮影:成島東一郎 音楽:武満徹 美術:戸田重昌 出演:後藤和夫、岩崎恵美子、福岡杉夫、大島ともよ 「映画で遺書を残して死んだ男」のフィルムをめぐって前衛的手法で展開する風景論映画の先駆的作品。 『夏の妹』 1972年/日本/96分/創造社/ATG提携作品 監督:大島渚 脚本:田村孟、佐々木守 撮影:吉岡康弘 音楽:武満徹 美術:戸田重昌 出演:栗田ひろみ、石橋正次、りりィ、小松方正、殿山泰司、戸浦六宏、小山明子、佐藤慶 日本本土と沖縄の愛情あふれる複雑な関係性を青春映画風に描いた大島渚最後のATG映画。

[トークゲスト]

大島 新(ドキュメンタリー監督/プロデューサー) / 樋口尚文(映画評論家/映画監督) / 森 達也(映画監督/作家) 三上智恵(映画監督/ジャーナリスト) / 崔 洋一(映画監督) / 西原孝至(テレビディレクター/映画監督) ※出演順、敬称略  

[上映スケジュール]

4月7日(土) 11時 『東京战争戦後秘話』 14時 『夏の妹』+トーク:大島新&樋口尚文 18時 『絞死刑』 4月8日(日) 11時 『夏の妹』 14時 『絞死刑』+トーク:森達也 18時 『東京战争戦後秘話』 4月13日(金) 11時 『絞死刑』 14時 『東京战争戦後秘話』 19時 『夏の妹』+トーク:三上智恵 4月14日(土) 11時 『夏の妹』 14時 『絞死刑』+トーク:崔洋一 18時 『東京战争戦後秘話』 4月15日(日) 11時 『夏の妹』 14時 『東京战争戦後秘話』+トーク:西原孝至 18時 『絞死刑』

[入場料金]

通常回=1,000(税込)/トーク付回=1,300円(税込) ※当日券のみ。午前10時より当日上映分を販売します。 整理番号順・各回入替・定員制。座席数に限りがございますのでご注意ください。


  • 絞死刑 (C)大島渚プロダクション

  • 東京战争戦後秘 (C)大島渚プロダクション

  • 夏の妹 (C)大島渚プロダクション
シネマハウス大塚
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