四方田犬彦プレゼンツ「筒井康隆原作・内藤誠監督作品『スタア』を語りつくす。」
[開催日]
6月29日(土)11時半開場 12時イベントスタート企画概要
東映プログラムピクチャーの鬼才として数々のB級作品を送り出してきた内藤誠監督だが、商業映画産業が衰退期を迎えた1980年代、会社の制約を飛び越えて極めて特異な2本の自主製作映画を生み出す。どちらも筒井康隆原作の『俗物図鑑』(1982年)と『スタア』(1986年)。時代を席巻する評論家や文化人が総出演した『俗物図鑑』の面白さに感動した筒井康隆が自ら出資し出演したのが『スタア』。今なら顰蹙物の爆発的な奇想天外不道徳喜劇。あの時代、なぜこんな映画ができたのか。映画誌・比較文学研究家の四方田犬彦と映画監督内藤誠が語りつくす。
映画『スタア』とは
『スタア』1986年作品103分
新居披露パーティを催すスタア夫妻。そこへ招かれざる客が来て大騒ぎ。水沢アキ、原田大二郎夫妻宅に乱入する犬神博士=筒井康隆、山下洋輔、坂田明、中村誠一、和田アキ子、タモリ、南伸坊ら快演の嵐。マンションは空間がひずみ、冷蔵庫を開けるとそこが北極?!
[イベントスケジュール]
2024年6月29日(土)11時半開場。12時から16時ぐらいまで。① 四方田犬彦による『プログラムピクチャーからの飛翔―内藤誠監督論』(20分ほど)
② 内藤監督登壇。『スタア』の前説
③ 前説後『スタア』本編上映。(1時間43分)
④ 四方田犬彦司会。内藤監督にインタヴュー。「筒井康隆を映画するとは?」
⑤ 観客席からの質疑応答。